黙って聞いてから賛成する

心療内科医がうつ病患者を治療する際に、患者の話を聞くスキルはとても重要になります。そして多くの心療内科医は、患者の話を聞くスキルを4つのステップに分けて捉えています。またこの4つのステップというのは、患者がうつ病から回復していくステップとも一致しているのです。

ステップ1は、黙って聞く技術です。うつ病患者は相手に黙って聞いてもらって初めて、日常生活から離れて自由に自分を語れるようになります。そして患者が自由に語り始めると、日常生活ではあまり語ることのなかったエピソードやこれまで使ったことのない言葉が飛び出してくることがあるのです。ステップ2は、賛成して聞く技術です。心療内科医から賛成して聞いてもらえると、患者は「ここの場では何を話しても許される」と安心して、自由に語ることをさらに加速させる傾向があります。そして自分の中に新しい言葉を次々と見つけ出していくのです。

感情を聞いてから葛藤と向き合わせる

ステップ3は、感情を聞く技術です。繊細な感情の動きを聞いてもらえると、患者はステップ1とステップ2で知らず知らずのうちに自分が発していた新しい言葉の意味に気づくことができます。それらが互いに結び付くようになって「腑に落ちる」という感情が生まれるのです。ステップ4は、葛藤を聞く技術です。言葉と感情が結びつくことによって、患者は悩みを生み出している源である心の葛藤そのものに向き合えるようになります。そして自分の悩みが心の葛藤から生じていることに気づくことができるのです。

心療内科医には患者の話をただ聞くのではなく、この4つのステップを順に踏みながら傾聴する姿勢が求められています。

岡山の心療内科には、日曜日・休日・祝日も診察してくれる病院があり、子供連れにはキッズスペースまで用意しています。その上英語やその他の外国語まで対応してくれる国際的な病院です。