基本はカウンセリング
心療内科は主に、ストレスが原因で起きる体の不調や病気を治療する診療科目です。そのため基本的な治療方法として用いられているのがカウンセリングであり、患者さんの症状を聞くことはもちろん、患者さんを取り巻いている周囲の環境や現状を理解するために話を聞いてくれます。そうすることで患者さんが何に対してストレスを抱えているのか、何が原因で体の不調を起こしているのかを把握します。それと同時にどのようなアドバイスや指導をすれば症状を緩和できるのか理解し、適切な対処を検討していくのです。
場合によっては薬物療法も併用される
ただカウンセリングだけでは体の不調を改善できない場合も多く、特に不眠や痛みを伴う症状に関しては話を聞くだけでは改善できません。そのため患者さんの症状や状態に合わせて薬物療法が併用されることもあり、薬によって症状を緩和しながらストレスの原因を取り除いていきます。このため心療内科での薬物療法はあくまでも一時的な処置として用いられることが多く、状況に合わせて徐々に薬を減らしていくもしくは薬物療法を注視していく方針で行われています。
他にも様々な治療方法がある
カウンセリングや薬物療法以外には、精神分析による治療や心理療法などが用いられることもあります。これらはいずれも強いストレスによる症状の緩和やストレスの原因を特定するために用いられている治療方法であり、気軽に行われる治療方法というわけではありません。これらの治療方法は専門性が高いことから、必要に応じて医師が提案することで利用されているようです。
心療内科を梅田にするなら、薬に頼らない治療を行う病院もあります。脳の血流を測定して数値で症状を判断しますが、薬で改善しない患者におすすめと言われます。