心臓にまったく問題なくても動悸を感じる
電車やバスなどに乗っていたら急に激しい動悸がして立っているのもつらい状況になり、心臓に問題があるのかと思って病院へ行ったけどどこも悪くないといわれたという経験を持つ人は少なくないかもしれません。そういう経験をした人は普通の内科ではなく心療内科に行くと別の診断をされる可能性があります。パニック障害の疑いがあるからです。パニック障害は乗り物に乗っているときに発症することが比較的多いですが、部屋の中にいたり、会社のオフィスで仕事をしているときに発作が起きることもあります。心臓の疾患によって動悸が激しくなるのではなく、主に不安感が引き金になり、脳内物質の分泌量が変化することで起きると考えられています。
不安感を取り除くような治療が行われる
では、心療内科に行くとどのような治療が施されるのでしょうか。まず、抗不安薬を飲むようにいわれる可能性が高いです。抗不安薬とは、パニック障害の引き金になる不安感を感じにくくする薬です。ただ、副作用として眠気を感じる場合があるといわれているので、服用のタイミングは十分注意しなければなりません。保険診療だと基本的に薬の服用のみで治療が進められることが多いですが、保険適用外の診療を受けることも考えている場合はカウンセリングによる治療も選択肢に入ります。パニック障害を発症する人は、なんらかのストレスや精神的な悩みを抱えている可能性があるので、カウンセリングによってそれを探り出し、取り除いていくわけです。
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